2003 12月号 その1

 今年もあっという間に師走となってしまいました。みそら野だよりをお届けしなくてはーー。皆様!お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか?

 昨年とはうってかわって、今冬は12月に入っても雪の気配がありませんでしたが、ついに来ました。はらはらと雪が。白馬三山が真っ白となりスキー場が全面可能になるには、もうしばらく時間が掛かるかと思いますが、このみそら野便りが皆様のお手元に届く頃には、そんな雪景色の白馬になっていますように・・・。12/27から、別荘入居のピークを迎えます。それまでには、あたり一面を白銀に整えてお待ち申し上げております??

? 別荘の方へのお願い ? 定番!!冬のお願いです。

路上駐車厳禁
 駐車スペース除雪のご依頼は一週間前までにお願いします。急なご依頼でも3日前までが、限界とお考えください。昨シーズンも急なご依頼を沢山いただきまして・・・トホホ

うっかり連絡忘れ、急に別荘行きが決定!どちらもありがちな事とよーくよく理解しております。でも、雪降りと重なったりすると 急な除雪ご依頼は作業のやりくりがつかず、お車でのお越しをお断りせざるを得なくなったりしますのでご理解を。

ストーブ、給湯設備などの不具合については、出来るだけ退去後ではなく、症状の出ている時にお知らせください。
【天候や都合により担当者や業者がすぐに伺えない場合は、ごめんなさい】

管理事務所は、シーズン中は年末年始及び日曜日も午前8時半から午後5時まで営業予定です。元旦はお休みさせて頂きますので宜しくお願いいたします。
設備業者は年末年始、日曜等お休みとなります。
ガソリンスタンドは営業していますが、休日シフトのため、灯油の配達ができない場 合があるようです。

愛犬のお散歩の際、ウンチはぜひ!お持ち帰りの上処理をお願いします。
草刈や除雪の時、担当者が草や雪とともに粉砕されたウンチを浴びてしまう事もあります。うわっ!この件は、地区住民の方に対しても周知徹底の文書が自治組合広報を通 じて行われておりますので、別荘・住民を問わず共に守ろうね、という事柄の一つです。

独り言放置されたウンチを巡る所有権確定騒動なんて不毛の闘争だもんね!


土地&別荘の方へのお願い

積雪時、御地の樹木や枝が重く湿った雪により折れたり垂れ下がったりして、電線や電話線及び通行の妨げ、または隣家の屋根や家屋に支障を与える場合、随時枝打を行いますのでご了承下さい。

 

 

住民自治組織みそら野区に昨年立ち上がった
 みそら野景観委員会 その後

 白馬村の住民自治単位である区、このあたりはみそら野区といい、みそら野別荘分譲地及びトーカン別荘地等が該当し8班、約200戸の住民から成り立っています。昨年このみそら野区の中に立ち上がった景観委員会は、試行錯誤しながらも非常に良心的な活動を展開しています。今年は、景観委員会の会合には参加しませんでしたが、随時経過報告を受けるとともに、管理事務所からのお願いや連絡を区報へ掲載いただいたり、景観委員会主催の催しへの参加をしてきました。
別荘地全般(道路沿い)の草刈の際に生じていた苦情や道路除雪時の苦情が減りました。人は、ことばという意志疎通のための大切な道具を持っており、言葉によって知らなかったことを知り、そしてそこに理解が生まれるという事を実感します。

 また、催しもののひとつに会場を借りて講師を招き、みそら野を知ろうという趣旨のものがありました。まず、地域の歴史や動植物に詳しい方のお話があり、その後僭越ながら、私がみそら野別荘地の成り立ちや抱える問題点、そして今後のそら野別荘地の展望などを語る事となりました。その会場に足を運ばれた方々に限って言えば、とても興味を持って聞いて下さったように感じました。ご自身の住む地区が、みそら野別荘地であるという認識さえなかった方もおられたようで、「今日はじめてそのことを認識し考え方が少し変わりました。」 という感想を述べられた方がいたのが印象的でした。確かに、バブルの頃?他業者から単なる区画割りされた住宅用地とだけの認識で土地を購入された方にとって、別荘が多いなぁ、と言う程度の感じ方であるのも仕方のない事なのでしょうか。うーむ。

1. みそら野別荘地として分譲された歴史と経緯
2. 別荘地の中に住宅や営業施設が混在してきた経緯(年代や数を参考に)
3. あくまでも別荘地であるという事の上に立ち、今後みそら野の地に関わる者皆で、環境保全、景観形成、各種規制の徹底等を考えていきたい。

以上の話をさせて頂いてきました。

 景観委員会は、みそら野管理事務所の説明や意向を汲んだ上で、住民協定づくりを視野に入れています。白馬村としてもこの動きを後押ししたいようです。弊社や別荘の皆様にとってもこの動きは概ね歓迎できますし、みそら野が自然に囲まれた癒しの場所であり続ける為の必要事項かとも思います。
 但し、住民の意識も千差万別、特に数値規定がからめば反対意見も多く出ることが予想されるようです。また、別荘地と地区住民の目指すところが、いつの間にか乖離しないとも限りません。前途は不明にして多難かもしれませんが、より緊密な連携と注視を行っていくつもりです。

ひとつ景観委員会からの質問がでています。

「外周の手入れがされず廃屋然とした別荘が見受けられますがいかがなものか?」と。弊社にとって痛いところを指摘された気がしました。ご使用が続いていたり、危険が生じそうな場合や売却が絡む場合は、随時お手入れや改修又は取り壊しのお話をさせていただいていますが、ご使用も途絶えかといってさし当たり危険も無い場合、安くはないお金が掛かることなので弊社からのお声掛けは控えておりました。今後、お手入れや取り壊しのお伺いをさせていただく事があるかもしれませんが、その節は宜しくお願い致します。

まだまだ続きます。次のページへ