’07 初春号 その1


 新しい年がスタートして早くも1ヶ月余がすぎてしまいました。遅ればせながら〜本年も皆様がご健康でおすごしになられます事を白馬よりお祈りいたしております。
 さてさて、今冬の白馬は〜昨冬と打って変わって少雪状態が続いています。各スキー場はかなり難儀しながらもようやく全面コースOpenとなっていますが、未だ積雪深は少ない状態です。すでに春のような陽射しを感じる白馬。このまま春になってしまうのでしょうか?そろそろ各方面から悲鳴が上がり始めています。大雪に泣き小雪に泣きのながらの生活をしていると、雪の降り方に限らず「程よくそこそこに・・」がいかに心地良いかを思い知るのであります。最近の地球&日本は、異常気象or格差社会or勝ち組負け組・・・程よくとか中庸というものから遠ざかって行くようで・・・。


雪不足のはなし

 雪かきしなくていい。雪の無い道路は安全。暖かいので暖房費が少なくてすむ。大寒の最中、夢にまで見た真冬の布団干し。別荘をお持ちの方は今冬は庇が折れる心配もしなくていい。これらは小雪の良いこと。
 しかし、雪国とりわけスキー場を抱えている地域に雪が降らないということは〜ざっと見てもスキー場&宿泊飲食業&除雪関係者に大打撃があるわけで〜それらは、ガソリンスタンド、宅急便等あらゆる方面に厳しい影響となって波及していきます。今が厳しいという事は春以降民間レベルの建設関係の仕事も激減するであろうし〜地元民の今後の生活はどうなるのだろう?また、山の積雪も少ないという事ですから、今夏、ここに限らず都市部の水不足にも繋がるのでは?という懸念も出始めています。
 12月から1月初旬にかけての各種スキー大会は雪不足のためキャンセルが多く発生、このまま雪不足が続けば3月の大会も怪しい?スキー選手達にも不安が一杯。雪と戦いながらも雪によって生きる地域にとっては、自然のなせる業とはいえ−−−多くても少なくても大変です。過ぎたるは及ばざるが如し。

このお便りが皆様のお手元に届く頃、この暖冬はどのような展開を見せているでしょうか?

*2/5現在別荘地内中間部で積雪深約60cm

熊のはなし

 秋から冬にかけて熊が里に出没!!白馬も小谷も《熊戒厳令》の数ヶ月をすごしました。みそら野でも『○○邸の庭を熊が横切ってます』『熊の糞発見』状態。村内在住の職員宅前はどうも熊の通勤路。日中熊追いのため通行止め!などという笑うに笑えない日もありました。
 小谷に住む私の体験談。まず9月中旬、わが子も使用の通学路で中学生が熊に教われ重傷を負うという事件発生。それからの数ヶ月〜子供は
ドアtoドアで完全送迎。有線放送からは深夜まで村内の熊出没情報が流れ続け〜、ある朝自宅前のゴミステーションが荒らされているのを発見、ドアに熊の泥手形(肉球の跡までばっちり)発見、その夕方、猟友会が見張っていたら、この熊くだんのゴミステーションに現れ大捕り物!熊はゴミステーションを突き破り夕闇に紛れて裏の藪へ〜挙句ある夜友人から焦った声でпwおいっ、おまえん家の前をでかーい熊が歩いてるぞ』。明方めったに鳴かない飼い犬が吼え続けるので窓から覗けばガサゴソと黒い大きな物が〜!!知人宅では飼っていた鶏が襲われ・・・ 
 作秋のツキノワグマ騒動については、どんぐりの大凶作(確かに橡の実は壊滅的でした)、熊の保護が進み生息数が増加、猟師が減り人に追われた経験がない熊が増加等様々な原因に拠るようです。森と里・・・微妙に住み分けながら人と野生動物がうまく共生できればいいのだけれど・・・・・

♪   ♪   ♪ 雑 記 帳 ♪     

高規格道路 田中前知事時代に一旦凍結された《松本⇔糸魚川間》の高規格道路案が、村井知事に代ったことによって再考される事になりました。白馬にとって、高速道路ICと30分での行き来が可能になるか否かは、観光で起死回生するためにも悲願であります。又、高齢化する隣村小谷と共に〜高度医療対応の病院までの時間が短縮される事も悲願であります。災害&医療&観光の総ての点で国道148号 1本ではなく、もう1本の道が通ずる事を期待しています。
募  集

別荘暮らしの極意、お勧めの場所、みそら野(白馬)への邂逅・・・ 内容は何でも構いませんので、ぜひ同じ別荘地に縁ある方々へのメッセージ原稿をお願いします。今回は初回という事で、『一年中何だかとっても楽しそうだな。いいお話聞けそうだな。』と常日頃より感じさせてくださっていた黒須則明様に原稿をお願いしました。読んでびっくり!!予想以上の充実度でした。黒須さん、ありがとうございます。

私は知っておりますよー。まだまだ他にも充実度満点の方々を!!お心当たりの方々は、原稿依頼におののく前に・・書き始められることをお勧めいたします。年齢、性別、別荘所有年数等いっさい不問。別荘は建てていないものの長年みそら野に土地をご所有され白馬に夢を紡いでいらした方のお話もお伺いしてみたいです。

展  開 次ページの不動産動向の中でも少々触れていますが、団塊の世代の方への広告宣伝を行う事によって定年後の生活にみそら野を選んでくださる方も増えるはずです。そのような方々の参考になるような何かを考えています。(形はまだ漠然と模索中〜HP内でもいいし小冊子でもいいかなぁ・・)上記で募集する原稿は、新たにみそら野暮らしをスタートさせたい方々への参考としても活用させて行きたいのですが・・・ご先達の皆様、如何でしょうか?ぜひ宜しくお願いします。
お 詫 び 天の声【おいっ。みそら野便りの発行回数は減っているし発行する場合も遅れ気味じゃないのかね】
担当者【ははーっ!申し訳ございません。言い訳は致しません。次回は必ず初夏〜夏号 として発行することをお誓い申します。】←あーあ、言っちゃった。いいのかなぁ。自縛そして自爆!
お 願 い 3月の始め(間もなくです)に皆様のお手元に19年度不動産管理費のご請求書を郵送させていただきます。うすい緑の封筒でお届けします。

 

次年度も何卒宜しくお願い申し上げます。

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